2009 オープンマスターズカートシリーズレースレポート 第1戦 APG 笹原右京

2009 オープンマスターズカートシリーズ 第1戦 レースレポート

(オートパラダイス御殿場テクニカルコース・ドライ・決勝4月12日)


<チーム名> PHILIPS
<エントラント> ハルナカートクラブ
<参戦クラス> ARTAChallengeクラス
       (ゼッケン31番・出走台数29台)
<フレーム> TONYKART RACER EVX 07
<エンジン> ROTAXMAX Jr(デリバリーエンジン)
<タイヤ> BRIDGESTONEYGK(デリバリータイヤ)
<メンテナンスガレージ> ハルナレーシングファクトリー


<リザルト>

タイムトライアル:2位

予選ヒート(B× C):ポールスタート・1位

予選ヒート(A× B):2番手スタート・8位

プレファイナル:5番手スタート・9位

決勝ヒート:9番手スタート・1位(ファステストラップ獲得)


<結果コメント>『富士山が笑ってた♪青空も、笑ってた(~o~)♪』

<結果詳細URL>KRP http://www.krp-ms.com/

<レース映像>KRP動画 http://www.krp-ms.com/tv/index.html

<レース詳細コメント>

<公式練習7分間&タイムトライアル5分間><12分間>

前日は順調にセットを煮詰めることができ、調子はいい感じでした。

富士山が見える朝風呂に入って気持ち良くコースに入りました。

公式練習は7分、タイムトライアルが5分、

合計12分間のスケジュールが2組に分かれて行われました。

自分は1組でした。コースイン後、まずはタイヤの皮剥きをし、

タイムもまあまあ良くセットの確認もできたので2周でピットに戻り、

タイムトライアル開始時間まで待ちました。

計測開始になり再びコースインしました。

少しストレートスピードが伸びず苦しみましたがトップタイムを出しました。

しかし、最終的に逆転されてしまい2番手でした。

2組にそのタイムはかわされることはなく、総合2位でした。

この結果をもって予選グループはB組となりました。

<予選(B× C)><9周>

キャブに少し問題があったので直して行きました。

スタートは決まり、1位のまま1コーナーへ行きました。

1周目から飛ばしてタイムもいい感じでした。

後続も少し速かったですが問題なく、約2秒差を付けトップチェッカーでした。

<予選(A× B)><9周>

しっかりと落ち着き、集中しました。

スタートは上手くいきましたがアウト側に振りすぎ、ちょっとラインが乱れました。

その時にアウト側のタイヤカスを拾ってしまい失速、6番手ぐらいまで落ちました。

さらにアクシデントでカートに乗り上げられたりしてしまい、

その後も頑張りましたが8位チェッカーとなりました。

2回の予選ヒートをもってプレファイナルは5番手スタートとなりました。

<プレファイナルヒート><9周>

気持ちを切り替え臨みました。

スタートは上手くいき2番手に上がりました。

そこからプッシュしてトップ追いつこうと頑張りましたが、

ブリヂストンコーナーで2台に行かれてしまい、

さらにタコツボコーナーで後続のカートが乗り上げてきてしまい、

その間に何台も抜かれて大きく順位を落としました。

その後は残り周回数も少なく頑張ってプッシュしましたが、

結果は9位チェッカーでした。

<決勝><21周>

集中し、1周目の混乱を抜ければ「いける」と思っていました。

スタートはまあまあでしたが、5コーナーの入り口で後続のマシンに激しく追突され、

カートが浮き上がりましたが何とかコースに踏ん張って生き残れました。

1周目は6番手まで上がり、その後1台抜き、ガンガンプッシュしました。

1周1周集中し、トップグループよりも速いペースで周回していました。

トップグループがちょっとバトルを始め、

その隙にファステストラップを記録しながらどんどん追いつきました。

ダンロップコーナーでトップグループが混乱した所を上手く抜き、

3番手に上がりました。

その勢いのままタコツボコーナーで一気に2台抜きし、

後ろが混乱してる間にプッシュしました。

また後ろがバトルとなり、独走状態になりました。

ミスをせず、マシンを労わりながら走り、ついにチェッカーを受け優勝しました。

<まとめ>

チェッカーを受けた瞬間、今までにないくらいとても嬉しくて嬉しくてしかたがありませんでした。

今回の優勝は自分にとって大きな自信になりました。

このシリーズは家族だけで戦うと決めているので、父ちゃんには忙しい思いをさせてしまうのですが、

マシンもきっちり仕上げてもらったので、好タイムを刻むことができました。

けれども予選から決勝まで接触・追突が激しく、

いくらタイムが出ていても生き残らなくては何もならず、それがとても大変でした。

アクシデントがあっても踏ん張り、決して諦めずに頑張った事が勝利に繋がったと思いました。

優勝はしましたが調子に乗ったりせず、感謝を忘れずに頑張って行きます。

諸先輩方の皆さん、胸を貸していただきありがとうございました。

次回もどうぞよろしくお願いいたします。

スポンサーの皆さん、応援してくれた皆さん、父ちゃん、母ちゃん、ぶるち、

本当に応援をありがとうございました。

皆さん、これからもよろしくお願いいたします。

笹原 右京

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