2009 JAF ジュニアカート選手権 東西統一競技会 レースレポート

2009 JAF ジュニアカート選手権 東西統一競技会 レースレポート

(鈴鹿サーキット国際南コース 決勝10月25日 路面ドライ)

<チーム名> ハルナカートクラブ右京

<エントラント> ハルナカートクラブ

<参戦クラス> FP−Jrクラス(ゼッケン6番・出走台数26台)

<フレーム> KOSMIC MERCURY

<エンジン> YAMAHA KT100SEC(デリバリーエンジン)

<タイヤ> BRIDGESTONE SL07(デリバリータイヤ)

<メンテナンスガレージ> ハルナレーシングファクトリー

<リザルト>
タイムトライアル:Aグループ10位・総合13位

予選ヒート:4位(ファステストラップ獲得)

決勝ヒート:3位

<今大会終了時ランキング>シリーズチャンピオン

<結果コメント>『みんなー!面白かったぁ!?』

<結果詳細URL>【鈴鹿サーキット】

<レース動画>【racingkartweb】


【土曜日練習走行】
今回は都合により事前テストができなかったので、限られた4回の走行の中でエンジンの選択とセッティングを詰める作業が求められました。マシンセットは大きく外してはいなかったと思うのですが、
何をどうやってもタイムが全く上がりません。コースの何処かにコンマ5秒落ちていないかと探してみましたが見つかりません(笑)エンジンもどちらとも言えず、セッティングもパリッとせず走行終了です。おそらくタイヤが古すぎるのが大きな原因だろうと、翌日のフレッシュタイヤに期待することにしました。

<公式練習><10分間>
フレッシュタイヤなりにタイムアップはしましたが、
まだ全体的にしっくりこない感じでした。

<タイムトライアル><7分間>
Aグループでの走行でした。
アタックの方法は『最後だから右京に任せる。好きなようにやれ。』
と父ちゃんが言ってくれたので、自分なりにいろんな思いがあって単独走行でいくと決めました。
気合のわりに自分の走りのリズムが悪く、スリップの効く鈴鹿とあっては結果的にうまくはいきませんでしたが、反省の後は、決勝までには絶対ポジションを上げてみせると強く思い直しました。

<予選ヒート><12周>
気持ちは完全に戦闘モードに入り、確実に一台ずつポジションを上げようと考え
ました。スタート直後の混乱で少々タイヤが汚れ、しばらくは我慢の走行でしたが、
きれいになってからはペースが上がり、ファステストも記録しながら追い上げ、
最終的に4番手まで上げることができました。

<決勝ヒート><16周>
いつもレースに臨むときのように『絶対に勝つ!』という思いが一番でしたが、
『JAFジュニア最後のレース、思いきりバトルがしたい』という気持ちも強く
ありました。スタート後はとにかく前を狙い、駆け引きなく抜かされたら抜かし返すという、
観てくださっている皆さんにも楽しんでもらえるレースになったと思います。
自分としてはシリーズチャンピオンとして恥ずかしくないポジションで、
レースの大半を引っ張ることができたと思います。
だからなおさら、トップで進入した最終ラップの最終コーナーでのアクシデント
はとても悔やまれますが、あの瞬間、あの位置関係での自分にとって、あれが最善と考えての結果です。3位という順位でしたが、力は出し切ったと思っています。

<まとめ>
タイムトライアルのレポートにも書いたように、今回はほとんどのことを自分の好きなようにやらせてもらいました。うまくいかなかった部分は、まだ自分に足らないところがあるということです。チームをこえて親身にアドバイスをくださった方々のお言葉を忘れないようにしながら、課題を考えながらの練習をこれからも頑張っていきたいと思います。スポンサー様、今回は優勝ができずにごめんなさい。
いつも応援を本当にありがとうございます。それから、わざわざ鈴鹿まで足を運んで応援してくださったみなさん、エールをくださったみなさん、現地で手薄な我が家に手を貸してくれた服部さん、体調も万全でない中でいつものように手を動かしてくれた父ちゃん、本当にありがとうございました。
JAFジュニアカート選手権は終了しましたが、残りのレース、特に、エジプト遠征では、この思いを晴らせるようしっかりがんばってきます!
これからも応援を、よろしくお願いいたします。

でも、本当に、勝ちたかった!!

笹原 右京

JAF5-8.jpg

JAF5-9.jpg

JAF5-10.jpg

JAF5-1.jpg

JAF5-4.JPG

JAF5-6.JPG

JAF5-5.JPG

JAF5-7.JPG

JAF5-11.JPG