NTCチャレンジカップ第5戦(新東京サーキット)
DATE:2010 9/12
笹原 右京 レースレポート
<エントラント> HRSJapan
<参戦クラス> ROTAX MAX Jrクラス(ゼッケン6番・出走台数9台)
<フレーム> INTREPID CRUISERV
<エンジン> ROTAXMAX Jr
<タイヤ> MOJO D2
<メンテナンスガレージ> HRSJapan
<リザルト>
タイムトライアル:1位
予選ヒート:1番手スタート・1位
決勝ヒート:1番手スタート・8位(1周減算ペナルティー)
<結果詳細URL>
新東京サーキット
http://www.newtokyo-c.com/24_Race_Result.asp?atbSubmit=2&ser=284
EIKO
http://www.eikoms.com/result/Result.htm
<レース動画>
KARTonLINE
http://www.kartonline.jp/
<PHOTO>
EIKO
http://www.eikoms.com/photo/Photo_Top.htm
<結果コメント>『・・・・・』
<結果詳細コメント>
9月11日(土)
ユーロシリーズベルギーラウンドから帰国直後であったが、
MAXグランドファイナル出場への最後のチャンスを掴むために、
自分にとっては絶対に落とせない重要なレースのため、
しっかり気持ちと体調を整えて臨んだ。
練習走行:
とにかく走りたい!!という気持ちでいっぱいだった。
先ずはコース、路面、走り方、ラインをあらためて確認した。
何度も走っているコースであるが、
コースにも自分自身にも新たな発見があり、
それはヨーロッパでの経験が活きていた。
マシンに不具合を発見したが、走行終了後にメンテナンスを施して、
翌日のレースに備えた。
9月12日(日)
公式練習 10分間:
タイムトライアルからNEWタイヤを使うので、USEDタイヤで走った。
溝も見えないような旧いタイヤで走ったのだがタイムも悪くない。
タイムトライアルでのタイムアップが期待される。
タイムトライアル 5分間:
(Best time 37.707 1位)
NEWタイヤを入れ、コースイン。
しっかり皮むきをしてアタックに入った。
グリップ感を得られてからはどんどんタイムアップをしていった。
自分が目標としたタイムまでは届かなかったが、
マシンのバランスは良かった。
予選ヒート 10周:
(1番手スタート 1位 Best time 37.9)
ポールポジションからのスタートだったので、
とにかく最初に引き離そうと考えた。
スタートは決まり、2番手が争う間にリードを築くことに成功した。
しかし序盤はペースがあまりよくなかったので少し追いつかれたが、
その後は自分のペースを上げることができたので
あとはミスをせず、自分の注意点を気を付ける事に集中すればいいだけであった。
ミス無く走りきることができ、トップでチェッカーを受けた。
★ ペースが上がらないときに、走り方をもう少し変えていけば、
追いつかれそうになることもなかったと思う。
走り方のバリエーションをもっと増やしたい。
決勝ヒート 17周:
(1番手スタート 1位ゴール→ペナルティにより8位 Best time 37.8)
決勝も気を抜かずに戦うことが重要だと思った。
ローリングスタートは、1回目はセカンドが先行となり、もう一周となった。
2回目は、自分に対して警告が提示された。
3回目は充分注意してスタートをした。
セカンドのポジションが遅れ気味なのはわかったが、
スタートは切られたのでレースを開始した。
最初に2番手争いが始まっていたので、このときに逃げようと思ったが、
予選と同じような症状が出ていたので、自分なりにリカバリーして走行した。
その後は、2番手の選手がずっとついてくる状況だった。
自分のペースが上がり、少し引き離した周もあったが、
間隔が縮む周もあった。
とにかくミスをしない事に気を付けた。
『ミスしたら死ぬ』というくらいの気持ちで走っていた。
終盤はラップタイムも安定し、集中し、非常にいい走りができたと思う。
長いように感じた17周だったが、絶対に勝たなければいけないレースを制し、
無事にトップでチェッカーをくぐることができた。
本当にホッとした。
★最初のリードを保てなかったのは自分に原因があると思った。
今後もこれをしつこく修正して行きたい。
★セカンドの選手と2台で良いラップタイムを刻みあい、
緊迫したいいレースが出来た事はとても満足している。
これもヨーロッパでの経験が活きたと思う。
しかしレース終了後、一周減算というペナルティを言い渡された。
ローリングスタート時の全開加速禁止区間での速度違反とのことだった。
できる限りの事実を伝えたが、競技長の判断と裁定が覆ることはなかった。
納得はできなかったが、受け入れるしかなかった。
このレースは本当に重要だったのだので、本当に強いショックを受けたが、
レポートをまとめている現在は、気持ちを切り替えている。
また、うまくいかない結果のときほど改めて気づくこともあり、
これはこれで意味のあるレースだったと思う。
今は、10月のMAXフェスティバルでいい走りをすることに集中したい。
レース後、お声がけやお電話くださった方々、メールをくださった方々、
来訪くださった方々、大変ご心配をおかけしてしまいましたが、
アドバイスや叱咤激励はとてもありがたかったです。
自分に残されたレースを精一杯走りたいと思います。
皆様本当にありがとうございました。
笹原 右京