2011 ROTAX INVITATIONAL RACE レースレポート 笹原右京

2011 ROTAX INVITATIONAL RACE レースレポート

Circuit:Sepang Kart Circuit Malaysia DATE:7-9January2010

<エントラント>TEAM GLOBAL
<参戦クラス>ROTAX MAX Juniors(ゼッケン25番49台)
<フレーム>INTREPID CRUISER V
<エンジン>Rotax Max Juniors
<タイヤ>DRY:MOJO D2 WET:MOJO W2

<リザルト>
QUALIFYNG PRACTICE:総合3位(Jr奇数組2位)予選C組
QUALIFYNG HEAT(C+D)1番手スタート1位
QUALIFYNG HEAT(A+C)2番手スタート8位
QUALIFYNG HEAT(B+C)2番手スタート4位
PRE-FINAL:6番手スタート3位
FINAL:3番手スタート2位

<リザルト詳細URL>MYLAPS
http://www.mylaps.com/results/showevent.jsp?id=621215


<写真>EIKO写真館
http://www.eikoms.com/photo/2011/Asia/Invi_Sepang/Sepang.htm

<結果詳細コメント>
このレースは、(株)栄光様からの昨年のMAXシリーズの賞典として参戦させていただいた。
寒い冬の日本を離れ、暖かいマレーシアでの開催ということと、
アジアのレースはどんな感じなのか以前から興味があったので、
出発前からとても楽しみにしていた。
1月5日夜にクアラルンプールに到着し、6日からサーキットに入った。
父ちゃんもマレーシアに同行したが、今回は星野選手のメカニックだ。
自分は橋本剛基さんにお世話になった。

<1月6日(木)~8日(金)午前練習走行>
セパンのカートコースは、右回りも左回りもできる面白いレイアウトで、
今回は左回りだった。
昨年は右回りだったと聞いて、シュミレーションをたくさんしてきたので、
ちょっとガッカリだった(笑)
日本にもこんなコースがあったらいいのになぁと思いながら、
コース攻略を楽しんでいた。

<1月8日(土)午後>
*QUALIFYNG PRACTICE 10分間
セッティングはかなり決まってきていたので、
ポールを取る自信をもって臨んだ。
気合を入れ、アタック開始。
出だしはまあまあだったが思ったよりもタイムがあがらず終了。
その後原因は見つかった。
順位は、奇数組2位、総合で3位。No problem!
予選ヒートはC組となった。
(タイム 50秒174 TOP#40:AKASH(偶数組)50秒119)

*QUALIFYNG HEAT(C+D)10周 1番手スタート1位
ポールポジションからスタートできるのは、このヒートだけなので、
スタートからぶっちぎる作戦。
うまく決まり、後方の混乱もありちぎった。
後半のペースはよかった。
(ゴール時の2位とのタイム差 2秒435)

*QUALIFYNG HEAT(A+C)10周 2番手スタート8位
セカンドポジションスタートのため要注意だ。
スタートはポールのマシンとの速度を合わせている間に、
インからアウトからだいぶ抜かれた。
落ち着いて戻ろうとしたが、
セッティングを変えたことが裏目に出てしまったのか、
なかなかペースが上がらない。
突っ込んだり突っ込まれたりバトルをしているうちにチェッカー、8位だった。
(ベストタイム50秒686 ファステスト#10:BRANDON 50秒580)

<1月9日(日)>
*QUALIFYNG HEAT(B+C)10周 2番手スタート4位
当日の路面の変化を見てセッティングを変更した。
スタートは後ろの選手にもよるが、残念ながら2番手は不利だ。
順位を落としたが、後半のペースはすごくよく4位に戻した。
(ベストタイム50秒123 ファステスト#17:GILBERT 50秒103)
予選3ヒートの結果によって、プレファイナルは6位スタートが決定。

*PRE-FINAL 15周 6番手スタート3位
セットはバッチリ。
後は自分自身ががんばるのみだ。気合。

スタートはうまくいき、1周目を4番手で終える。
3番手の処理に手こずり、ゴタゴタが始まっているうちにトップ2は逃げる。

切りさばいた時にはトップ2は遥か彼方へ行ってしまった。
マシンのペースはよく、最終ラップにベストタイムを出して終了。
3位でチェッカーを受けた。
(49秒969 ファステスト#40:AKASH 49秒866)

*FINAL 20周 3番手スタート2位
マシンは剛基さんがキッチリ作ってくれた。
3番手スタートは好位置だ。
あとはやるだけ。わくわくした。楽しみだ!
スタートは少々かぶり気味で、5番手くらいに落としながらも、
1コーナーで取り戻し、ロスのないところで直ぐに3番手にあがった。
やがて2番になり、TOPの追撃を開始。
レース中盤まではハイペースでガンガン追い上げた。
しかし、終盤になり縮まらなくなってきた。
自分もいろいろアジャストしていったが、
TOPのAKASH選手とのタイム差が縮まらない。
最終的に0.839秒まで迫ったところでチェッカー。
惜しくも届かず2位だった。
追いつきたくても追いつけない展開はとても悔しかったが、
そのときの全力を出し切ったという意味では悔いはない。
(ベストラップ 49秒881(11周目) #40AKASHベスト 49秒877(16周目)
ファステストラップ#17GILBERT 49秒795(17周目))

<まとめ>
2009年のMAXグランドファイナルに出場したときに、
マレーシア人のレベルの高さは肌で感じていたので、
やりがいのあるレースを期待していたがその通りになった。
特に優勝したAKASH選手は速かった。
しかし、彼が表彰式を欠席したのには驚いた(笑)
AKASH選手との差は、今の自分の足りない何かだと思うので、
よく考え、今後に活かしたい。
マレーシアは想像以上に近代的だし、
モータースポーツに理解もある。
食べ物も何でもあるし、美味しい。
雨が多いと聞いていたが、今回は不思議と少なめだった。
本当に参戦してよかった。良い経験が出来たと思う。
このチャンスをくださった(株)栄光様に感謝したい。
そして、いつも応援してくださるスポンサーをはじめとする皆様、
エンジンをマレーシア仕様に準備してくれた服部さん、
メカニックの剛基さん、サポートしてくれた父ちゃん、
全ての方々に感謝いたします。
どうもありがとうございました!

笹原 右京
※写真は、星野さんとEIKO写真館よりお借りいたしました。

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