2011 ハルナカップカートレース第４戦 レースレポート 笹原右京

2011　ハルナカップカートレース第４戦　Ｒａｃｅ　Ｒｅｐｏｒｔ
（ハルナモータースポーツランド・ドライ・決勝７月３日）


<エントラント>　Ｋ・ＳＰＥＥＤ　ＷＩＮ
<参戦クラス>Ｒｏｔａｘ　Ｍａｘ　Ｓｅｎｉｏｒｓ(ゼッケン６６番・出走台数
２０台)
<シャーシ>Ｍａｒａｎｅｌｌｏ　ＲＳ-９　ＭＯＲＤＩＤＯ
<エンジン>Ｒｏｔａｘ　Ｍａｘ　Ｓｅｎｉｏｒｓ
<タイヤ>Ｄｒｙ　ＭＯＪＯ　Ｄ２　Ｗｅｔ　ＭＯＪＯ　Ｗ２
<レーシングチーム>　Ｋ・ＳＰＥＥＤ　ＷＩＮ

<リザルト>
タイムトライアル：７位
予選ヒート：４位
決勝ヒート：２位

<リザルト詳細ＵＲＬ>　ハルナモータースポーツランド
http://homepage2.nifty.com/karthmsl/

<詳細レポート>
<公式練習><５分間>
前日練習はマシントラブルがあり、
最後の２セッションになってようやくまともに走れるような状況でセッティング
を煮詰めることができなかった。
そのため、公式練習５分間もいろいろなことを試す貴重な時間だった。
試したセッティングは良くないことが分かり、タイムトライアルへ向けて調整した。

<タイムトライアル><５分間>　７位
５分しかないのですぐにフレッシュタイヤの皮を剥かないとタイムが出ないと考
えた。
コースイン後、最初は悪くはなかったが、後半から周囲の選手のタイムアップに
のみ込まれた。
自分のタイムとしては最終周がベストだったが、トップからはコンマ３秒ほど足
りない状況だった。
（ベストタイム　39秒410　トップタイム＃５松本選手　39秒154　）
７位の位置は通常であればなんとか挽回できるところだが、
立ち上がりで加速が伸びない症状が出ており、予選に向けて不安を残していた。

<予選ヒート><１０周>　７番手スタート４位
結局予選のスタートまでに立ち上がらない原因をつかめないままスタートになった。
スタートダッシュとポジション取りはうまくいき、
１コーナーで４番手、３コーナーで３番手に上げることに成功した。
しかしペースが遅い。症状はひどくなる一方だった。
前の２台はすでに追いつかず、ラップタイムが遅い自分は後方からの追い上げに
対してはバトルに持ち込むしかなかった。
なんとか最初の数周は３番手をキープしたが、
やがて抜かれ、やり返せる力がないどころか、さらにもう一台迫ってきている。
後半になると、立ち上がらない症状は悪化するばかりだった。
自分なりにアクセルワークや走り方を何パターンも何パターンも試したが、
残念ながら変わらなかった。
４位でチェッカーを受けた。

<決勝ヒート><１５周>　４番手スタート２位
相変わらず原因不明だったが、思いつく対策はしてレースに臨んだ。
スタートは３番手で１コーナーを回り、１周目も３番手だった。
最初の数周は前の選手のペースが良くとにかく付いていった。
前の選手がトップの選手に追いつき、仕掛けるか？というタイミングでミスが
あったようで、
そのとき一気にトップが逃げてしまった。
そこで失速したときにまた立ち上がらない症状が出てしまい、４番手に落ちてし
まった。
前に付いていくだけで精一杯だった。
その後前の２台のアクシデントに助けられ、自分は３番手に上がった。
何とか前の１台を抜き、その後は２位を死守。チェッカーを受けた。
(１位選手とのギャップ　2秒148差　３位選手とのギャップ　1秒357差)
（ベストラップ39秒312(15周目)ファステストラップ＃1斉藤選手39秒164(13周目)）

<まとめ>
決勝は予選に比べて少しは良かったが、苦しい展開だった。
あとで確認するとベストタイムも４番手タイムしか出ていないので、
この状況での２位はラッキーだったのかもしれないが、
トラブルが解消されないことは大変歯痒くて悔しいし、不安が残る。
そんな中でも必死に直そうとしてくれた父ちゃん、慶大さんには本当に感謝したい。
レース後もできる限りの検証はしたので、是非解決したい。
せっかくなので、このトラブルも自分の財産になればいいと思う。
そして何よりも今回は、地元のハルナということで、
会場にはわざわざ応援に足を運んで来てくださった方々が居てくださった。
本当は勝ってカッコイイところを皆さんに見てほしかったが、
逆にこのレースは皆さんの応援パワーのおかげで２位表彰台に上がることができ
たのだと感じる。
本当にありがたい。
次戦は１７日決勝のもてぎ戦だ。
開幕戦も勝っているので、連勝となるようテストにレースに頑張ります！！
ありがとうございました！！！

笹原　右京