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2014 フォーミュラ・ルノー2.0 NEC 第 5 大会レビュー

2014 フォーミュラ・ルノー2.0 NEC 第 5 大会レビュー

8月 5th, 2014

–笹原右京、9 位と 4 位–

■大会概要 開催地:オランダ(アッセン:一周 4.555km)
開催日:2014 年 8 月 1 日(金)〜3 日(日)

決勝レース1 9位
決勝レース2 4位

2014 年シーズンのフォーミュラ・ルノー2.0 NEC(FR2.0 NEC)第 5 大会は、オランダのアッセンで 8 月 1〜3 日に開催されました。ユーロ・ノヴァに所属する笹原右京(ささはら うきょう/18 歳)は、1 日午前 9 時からの練 習走行 1 回目(40 分間)を 4 番手、同日午後 1 時 25 分からの練習走行 2 回目(40 分間)を 14 番手で終えました。 また、同日午後 6 時からの予選 1 回目(20 分間)は 9 番手で決勝レース 1 の 9 番グリッドを確保、同日午後 6 時 25 分からの予選 2 回目(20 分間)は 4 番手で決勝レース 2 の 4 番グリッドを確保しました。

2 日午後 2 時 40 分には決勝レース 1(25 分間)が実施され、9 番グリッドの笹原はスタートダッシュを決めて第 1 コーナーまでに 1 台を抜き 8 番手へ浮上しました。ここでアクシデントが発生し、1 周終了の前にセーフティカー(SC) 導入。3 周の SC 走行後にレースは再開され、再び良いスタートダッシュを決めて 1 台を抜き 7 番手へ進出しました。 ところがこのとき排気管が割れ、間もなく左リアサスペンションにも故障が発生。これでクルマが曲がりにくくなり、 コースアウトを喫している間に 9 番手まで順位を下げ、そのままチェッカードフラッグを受けました。

3 日午後 3 時 10 分には決勝レース 2(25 分間)が実施され、4 番グリッドの笹原はまずまずのスタートダッシュ を見せました。しかし、上位2台と先陣争いを繰り広げている隙に 8 番グリッドのドライバーに先行されて 5 番手へ 後退。2 周目に首位を走るドライバーがエンジントラブルでリタイアすると、再び 4 番手に順位を戻しました。ペー スの遅い 3 番手のドライバーには終始行く手を阻まれ、何度か仕掛けましたが最後まで抜けず、4 位でチェッカード フラッグを受けました。なお、第 6 大会は 8 月 30〜31 日にチェコ・モストで開催されます。

■笹原右京のコメント
「決勝レース 1 はスタートもセーフティカー後のリスタートもうまく決まりました。クルマの調子は非常に良く、ラ イバルがひとクラス下に思えるほどでした。実際、レース序盤には 2 番手のドライバーに 0.7 秒の大差をつけて、そ の時点のファステストラップを記録しました。排気管が割れた影響はあまり大きくありませんでしたが、左リアサス

2014 年 8 月 5 日

ペンションの故障は大きなダメージでした。クルマは絶好調でしたが、結果は悔しいものとなりました」

「決勝レース 2 のスタートはまずまずでした。しかし、ポールシッターの選手と 3 番グリッドの選手、そして僕の 3 人が先を争っている隙に、8 番グリッドの選手に先行されてしまいました。僕の目の前を走る選手のペースは遅く、 レース中は何度も仕掛けましたが、コースレイアウトの特性で抜くまでには至りませんでした。レース序盤に順位を 上げられなかったことが勝負を分けました。残り 2 大会もご支援とご声援をよろしくお願い致します!」

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